スマホは、遠くの物を撮るのが苦手です。
スマートフォンのカメラは、画質もそれなりよく、
いろいろなデジタル加工も手軽にできて、とても楽しめるカメラです。
ただ、遠くにある物を撮る、望遠の機能は弱いです。
レンズやカメラ自体のサイズが大きくできないからですが、
画像の拡大はできても、デジタルカメラのように、
遠くの物を、綺麗な画質で撮る事はできません。
例えば、ラグビーやサッカーのスポーツ選手を撮る時など、
遠くにいる人や物を撮りたい時には、
スマートフォンじゃなく、デジタルカメラの出番になるでしょう。
超望遠が使いやすいオリンパスのミラーレス一眼。
遠くの人や物が撮る望遠レンズが使いやすいのが、
オリンパスのミラーレス一眼のPEN(ペン)シリーズです。
例えば、このPENシリーズで使える、全長12cm程度しかないレンズは、
プロ顔が使っているバズーカのように大きなレンズと同じぐらい、
遠くの人や物が大きく写せる超望遠レンズなのです。
OLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
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なぜ、小さくても、驚くような超望遠レンズなのかというのは、
PENシリーズのセンサーサイズの小ささにあります。
レンズには、それぞれ焦点距離があります。
上にレンズでいう、75-300mmというのが焦点距離になります。
この数字が大きいほど、望遠になっていきますが、
焦点距離が同じでも、同じぐらい望遠にはならない事があります。
フィルムカメラで言うフィルムに当たる、
レンズから入ってくる画を記録するセンサーが小さいほど、
焦点距離が同じでも、相対的に記録する範囲が狭くなり、
遠くの景色を切り取る、望遠レンズになっていきます。
例えば、プロが使っているフルサイズという大きなセンサーサイズと比べて、
入門用のデジタル一眼レフやキャノンのミラーレス一眼に使われている
小さめのAPS-Cサイズというセンサーサイズは、
焦点距離が約1.5倍分程度望遠になります。
オリンパスのミラーレス一眼に使われている
マイクロフォーサーズ規格という、さらに小さいサイズだと、
フルサイズと比べて、約2倍程度、望遠になります。
プロ顔負けの超望遠レンズなのに、小さい。
上の望遠ズームレンズは、最大で300mmとなっていますが、
フルサイズのカメラの600mmやデジタル一眼レフの400mmいうような
大きなレンズと同じぐらい、超望遠レンズになります。
フルサイズのカメラで使う600mmのレンズは、
プロがスタジアムなどで使うような超望遠レンズになります。
それが全長約12cm、重量423gというお手軽サイズで使え、
価格もずっとお手頃価格になります。
カメラ本体も含めて、サイズも、重さも、財布への負担も、
ずっと軽くなります。
他にもミラーレス一眼はあるけれど。
パナソニックのミラーレス一眼、LUMIXシリーズも
PENシリーズと同じセンサーサイズのマイクロフォーサーズ規格なので、
まったく同じレンズが使えます。
ただ、望遠レンズを使う時に欠かせない手ブレ補正が
ボディに内蔵されていないので、レンズ側に手ブレ補正が内蔵されている、
パナソニックの同程度の望遠ズーム、
Panasonic マイクロフォーサーズ用 100-300mm F4.0-5.6 望遠ズーム G VARIO MEGA O.I.S H-FS100300
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を使う必要があります。
パナソニックとオリンパスのどちらかにするかは、
デザインも含めた好み次第で、どちもら超望遠レンズを楽しめます。
キャノンやソニーのミラーレス一眼は、
ミラーレス一眼用のレンズラインナップに同程度の望遠ズームがなく、
上位モデルやデジタル一眼レフ用の、大きく高価なレンズを使う事になります。
ニコンの場合は、マイクロフォーサーズ規格よりも、
さらに小さなセンサーサイズを使っていて、より望遠になります。
レンズラインナップにも、ミラーレス一眼用のレンズで、
フルサイズ換算で、約810mmにもなるレンズがあります。
これがそのレンズです。
さらに、コンパクトですが、価格は高価になっています。
Nikon 超望遠ズームレンズ1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6 1NVR70-300
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