2016年2月7日日曜日

ケーブルレリーズというノスタルジー。オリンパスPEN-F。

フィルムカメラの懐かしさを詰め込んだ新しいPEN-F。

ひとめぼれして買ってしまう物ってありますよね。
少し古いフィルムカメラが好きな人なら、オリンパスのミラーレス一眼、PEN-Fは、ひとめぼれする人が後を絶たないカメラかもしれません。

もともとPEN-Fは、60年代に作られたオリンパスのフィルムカメラの名前を復活させたものなので、それ自体に懐かしさを感じてしまう人もいると思います。

さらにそのデザインは、フィルムカメラを思い起こさせるような細部の作り込みが施されたデザインになっています。特に、カメラを上から見てみると、とても懐かしさを感じてしまうのではないでしょうか。

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F 12mm F2.0LK SLV
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カメラの上から見てみると、少し多めのダイヤルが目につきます。
そのダイヤルのひとつには、ケーブルレリーズを差しこめる穴を見つける事ができます。

ケーブルレリーズというのは、デジタルカメラにあるケーブル式のリモコンのような物です。ケーブルレリーズは、細い管の中にケーブルを通し、それで金属製の棒を押し出してシャッターを押すというアナログな道具です。昔のフィルムカメラは、これを使って手ブレを防いだりしていました。

デジタルカメラになってから見る事が少なくなった道具を、わざわざ最新のカメラで使えるようにしてあって、フィルムカメラ好きの心をくすぐる作りです。


シャッターボタンのホットシューを挟んで反対側には、これまたフィルムカメラを思わせるデザインがあります。そこには大きすぎるオンオフボタンがあるのですが、これがフィルムを巻きとる為のクランクに見える気がします。

古めのフィルムカメラは、撮ったらフィルムをクランクを回して、手動で巻きとってから取り出していましたよね。その巻き取り用のクランクに見えるようなデザインになっています。


多すぎるくらいのダイヤルの数も、ひとつのダイヤルで機能を切り替えて使うようになる前の、懐かしさを感じるデザインに映ります。絞りや露出補正などをダイレクトに操作できるので、実際の撮影でも、使いやすく、シャッターチャンスを逃さないスピーディーな撮影にも役立ちます。

オリンパスのミラーレス一眼用のレンズには、レトロなデザインにある高い質感のレンズも多いので、ボディのデザインの良さが活きると思います。




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