夏の美術館での、涼しい過ごし方。
秋は、「芸術の秋」とか、「読書の秋」とか言います。
でも、夏には言いません。
夏休みの宿題で、あんなに読書させたり、画を書かせたりするのに。
なるほど、と思ったら、夏にも知的な事をしてみましょう。
エアコンがしっかり効いた涼しい美術館やギャラリーで、
芸術の夏なんかどうでしょう。
美術館賞なんて、よく分からないと言う人は、
まずは、これから。
私の中の自由な美術―鑑賞教育で育む力
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いわゆる美術鑑賞が、なんだか難しく聞こえる原因のひとつは、
美術史などの知識が必要な気がするからです。
どの年代の、どういった作品かを知っていないと、
美術鑑賞ができないように思ってしまいます。
この本では、そういった知識のフィルターを通して見るのではなく、
作品を見て、そこから想像を膨らまさせて、自由な解釈をする事で、
その知的なプロセスを教育に活かそう、という本です。
誰が、いつ作った、ナニナニ調の作品だとか、
まったく知らなくても、美術鑑賞は楽しいというのが、
読みやすく、まとめられています。
子供のへ教育という視点から書かれていますが、
その鑑賞の仕方は、むしろ大人にこそ必要な気がします。
少しでも美術鑑賞に興味があるなら、楽しんで読めると思いますし、
週末に行く美術館が、毎週の楽しみになるかもしれません。
さて、この本を読んで、美術館に行けば、
「読書の夏」と、「芸術の夏」を達成です。
今年の夏は、知的になりそうですね。
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